黒いヤツが乙女を... [いろいろ]
820さんの記事
黒いヤツ・・・・。
奥さん、とうとう出ましたよ。
この時期になると現れるヤツが・・・・。
にトラバです☆
私が高校生の時の話。
友人のM子とK美で、海の近くの貸別荘のような所に旅行に出かけました。
昼間は海を満喫。
夜はおしゃべり。
そして夜も更けてまいりました。
友人M子が寝むそうな目で
M子「眠くなって来た〜。先に寝るね〜。」
これから起こる、悲劇をM子はまだ知るよしもなく、間延びした声で言い残し、M子は寝室へ。
数分後...
M子「ぎゃ〜〜〜〜!!!!!」
凄い悲鳴と共に半泣きのM子が私とK美の居るリビングへ駆け込んできました!
M子「ふ・布団の中に、ゴキブリ〜〜〜!!!」
M子の話だと、寝ようと思い布団に入ると、何やら布団の中でゴソゴソと...
布団をめくってみると、何とそこには、黒いヤツ!!!(添い寝!!!)
さあ。そこから女3人、重要な任務の為の作戦会議が始まった。
「スリッパで一撃!」
「そりゃ〜良い考えだ!!!」
「うちのお母さんもやるよ!!!」
「でも誰が戦いに出るのだ?!」
「・・・」
「放っとこうよ!」
「でもまた布団の中に入って来たり、寝てる間に口の中に入ってくるかもよ〜?」
「このままじゃ、眠れないよ〜。」
「長い棒ないかな?」
「どうするの?」
「それで突くの!」
「良いかも!でも棒がないよ!」
「そうだ!!!」
「なに!?なに?!」
「包丁で刺す!!!」
「包丁振り回して危なくないかな?」
「投げたらどうかな?」
「潮干狩りに使った熊手はどうかな?」
この会話、ふざけているよに思うかもしれませんが、
3人とも隣の部屋にいる、黒いヤツの恐怖に怯えながら、冷汗ダラダラ、鳥肌立ちっぱなしでかなり真剣に作戦会議をしてます。
結局、消費期限切れではありますが、殺虫剤を見つけそれを使ってみることに。
取りあえず、任務を遂行する為に殺虫剤片手に、隣の部屋へ。
ヤツは寝室の壁にいた。
まずはM子がトライしてみることに。
ヤツも黙っちゃいない、動く動く。
なかなか殺虫剤、命中せず。
次は私が...
ヤツを私はまだまだ甘く見ていたようだよ...
殺虫剤をまき散らしていた私の顔めがけて、ヤツは飛んで来た!!!
スローモーション。
私の顔めがけて飛んでいるヤツのニヤリと笑う顔を見たような気がしたよ。
しゃがんだ私の上空をヤツは悠々と飛んでリビングへ...
次はK美が任務遂行することに。
リビングの壁に逃げた黒いヤツは大分弱っているようだ。
K美に殺虫剤を浴びせられ、呆気なくヤツは床に落ち動かなくなった。
安心したのは束の間...
「これこのままにしておけないよね。生き返るかもしれないよ。」
「トイレに流すか、焼かないと完全には死なないらしいよ。」
「死んだフリかもよ?」
「ティッシュでつかむ?」
「誰が?」
「・・・」
結局、そこにあったほうきとちり取りでヤツをトイレに送ることに。
私→ほうきでちり取りにヤツを乗せる係
K美→ちり取りを押さえる係
M子→ヤツの乗ったちり取りをトイレに運ぶ係
3人の乙女は殆ど泣きながら動かなくなったヤツをちり取りにのせようとしたさ。
しかし上手くいかない。
「きっと姿が見えるから駄目なんだよ!ティッシュを上にかけて見えなくしてみよう。」
これが間違えだった。
姿が見えなくてもそこに在るのは変わらない。
しかも姿が見えない分、逆にどんな状態になっているか解らなくて恐い。
しかし一度掛けてしまったティッシュを今更取れるものは誰もいなかった!
暫く悪戦苦闘した後、やっとヤツをちり取りに乗せトイレへ。
その後もトイレに行く度にヤツがトイレから這い上がってくるかもしれないという恐怖で、トイレになかなか行けなかったことは言う迄もありません。
気づけば、黒いヤツを発見してから見送る迄、ゆうに3時間はたっていました。
今でもヤツのことは苦手です。
出来ればお目にかかりたくないです。
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結局、奴も虫の世界で言えば、カブトムシの仲間なんだよね・・・
そう思うと、ぜんぜん怖くないのだ・・・
衛生的でないだけで・・・
だって、カブトムシ見て悲鳴上げないでしょ?
by pon (2005-07-17 03:26)
↑カブトムシも嫌いになりそう・・・壁をはってるのはまだ許せますが・・・私は自分の食べ物に二度も入っていました。一度は大学生協。もう一度は大学近くのレストラン。ハワイでは冷蔵庫の中にもいました。幸いわが家には一匹もいませんが。
by barbie (2005-07-17 17:48)
修学旅行でゴキブリを退治して
すっかり「英雄」になったのは私です(^^ゞ
飛んでいるゴキちゃんを追いかけている私の姿が勇ましかったそうです?!
by umeji (2005-07-20 22:53)
コメント遅れてごめん!
ちなみに私は幼少の頃、パジャマの中に奴が
入っていたことがありました。
私の背中を奴が移動したのです。
どうです?
下手すりゃ、ショック死でしょう?
少なくとも、今の私なら失禁は確実でしょう。
この事件以降、私は奴が苦手になってしまったのです。
トラウマです。
by (2005-08-03 15:23)