生きているだけで、素晴らしい。 [思った事]
先日、友達のお父さんが亡くなった。
おじさんは中学の時から、私の事をとても可愛がってくれた。
私がどういう状態でも、変わらずに居てくれた。
おじさんは、情に熱い人だった。
一見恐そうに見えるおじさんだが、
私が遊びに行くと
『お〜!ぽっかぽか!』
と、とっても人なつっこい笑顔で、嬉しそうに迎えてくれた。
よく家族旅行に、私も一緒に連れて行ってくれたり、
食事にも、連れて行ってくれた。
中学からの、私の思い出の中にはおじさんが沢山登場する。
自分の父親よりも、沢山思い出があるかもしれない。
何年か前に、おじさんの仕事が上手くいかなくなり、
生活していくのが、やっとになった。
おじさんは私に、
『ぽっかぽか、ごめん。おじさん、もうぽっかぽかに何もしてやれないかもしれない。』
と言った。
私は
『何言ってるの。おじさん!おじさんは、おじさんじゃない!』
と言うと一言。
『ありがとうな。』
と言って涙ぐんでいるように見えた。
昨日、告別式でした。
おじさんが好きで、よくカラオケで歌っていた曲が流れていた。
おじさんがまるでそこにいるような、温かい式だった。
いっぱい泣いた。
地位、名誉、お金。
そんなモノはちっぽけなもの。
もうどうでも良い。
生きて、ここに居るだけで素晴らしいと思った。
おじさん!本当にありがとう。
おじさんに出会えて、本当に幸せでした。
2007-03-13 23:26
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